大学受験おすすめ英語参考書ルート【レベル別に最短ルートを紹介】


参考書選びで迷って、結局何も進んでいませんか?

書店に行くと英語の参考書だけで何十冊も並んでいます。英単語、英文法、英文解釈、長文読解——それぞれに「これが最強」と書かれた参考書があって、どれを選べばいいかわからない。

しかも「この参考書じゃなかったんじゃないか」と途中で別の参考書に乗り換えて、結局どれも中途半端に終わる——これが英語で伸び悩む受験生の典型パターンです。(私もやりました…。)

参考書選びで大切なのは「何を選ぶか」より「今の自分のレベルに合ったものを選んで、やり切るか」です。この記事では、志望校別・レベル別に最短の参考書ルートをまとめます。

そして実を言うと、参考書選びはとても重要です。なぜなら英語にハマるためには、自分に合った相棒のような参考書と出会うことが必要だからです。


参考書ルートの前に知っておくこと

英語の勉強は順番が全て

どのレベルの受験生も、英語の参考書に取り組む順番は同じです。

英単語 → 英文法 → 英文解釈 → 長文読解

この順番を守ることが最速ルートです。長文がいくら読みたくても、単語・文法・英文解釈の土台が固まっていない状態で長文をやっても力はつきません。焦る気持ちはわかりますが、順番だけは守ってください。

参考書は1冊を完璧にする

何度も言いますが、どのレベルの参考書ルートも、1冊を完璧に仕上げてから次に進むことが大原則です。複数の参考書を並行してやると、どれも中途半端になります。「この参考書じゃなかったんじゃないか」と感じても、8割以上仕上がっているなら乗り換えないほうがいいです。

自分のレベルを正確に把握する

ルートを選ぶ前に、今の自分の偏差値を模試で確認しましょう。「志望校がMARCHだからMARCHのルートをやる」ではなく、「今の偏差値が50だから偏差値50のルートから始める」が正しい考え方です。レベルを間違えると、難しすぎて消化不良になるか、簡単すぎて時間を無駄にします。


日東駒専・成成明学ルート(偏差値40〜55)

単語

システム英単語またはターゲット1900のどちらか1冊を選んで、まず全体をひと通り終わらせましょう。完璧に覚えようとせず、繰り返すことで定着させていきます。英検2級を目指している人もこのどちらか1つなら十分にカバーできます。

文法

まず大岩のいちばんはじめの英文法で基礎を固めます。英語が苦手な人ほどここをしっかりやることが大切です。大岩が終わったら、ネクストステージ英文法・語法問題、英文法・語法ヴィンテージ、アップグレード英文法・語法問題のどれか1冊に移ります。どれを選んでも大差ないので、書店で手に取って見やすいと感じたものを選んでください。

英文解釈

肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編で1文を正確に読む練習をします。この段階をサボると「なんとなく読む」クセがついたまま伸び悩みます。

長文読解

英語長文ハイパートレーニング レベル1〜2(桐原書店)から始めましょう。解いた後の全訳確認・音読まで丁寧にやることが大切です。余裕があれば関正生の英語長文ポラリス1(KADOKAWA)も追加します。


MARCH・関関同立ルート(偏差値50〜65)

単語

システム英単語またはターゲット1900を1冊完全に仕上げます。余裕があれば速読英単語 上級編(Z会)や英検準1級 単熟語EXで語彙を強化しましょう。

文法

ネクストステージ英文法・語法問題、英文法・語法ヴィンテージ、アップグレード英文法・語法問題のどれか1冊を全範囲仕上げます。関正生の英文法ポラリス2(KADOKAWA)も選択肢です。語法・イディオムのセクションまで含めて仕上げることが、MARCHレベルを超えるポイントです。

英文解釈

肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編を終えたら、ポレポレ英文読解プロセス50(代々木ライブラリー)に進みましょう。ポレポレは難しく感じる人も多いですが、これをこなした後は長文の読み方が大きく変わります。

長文読解

英語長文ハイパートレーニング レベル2〜3(桐原書店)と関正生の英語長文ポラリス2(KADOKAWA)を中心に演習を積みます。問題を解いた後の復習(全訳確認・構文分析)を丁寧にやることが最重要です。


早慶・難関国公立ルート(偏差値60〜)

単語

システム英単語またはターゲット1900を完全に仕上げた上で、英検準1級 単熟語EXで上位語彙を強化します。早慶の英語は語彙のレベルが共通テストとは別次元なので、ここをサボると長文で詰まります。

文法

ネクストステージ英文法・語法問題などの網羅系を完璧にしてから、スーパー講義 英文法・語法 正誤問題(河合出版)または全解説頻出英文法・語法問題1000(桐原書店)で仕上げます。早慶の文法・語法問題は選択肢が紛らわしく、ここで他の受験生と差がつきます。

英文解釈

ポレポレ英文読解プロセス50(代々木ライブラリー)を完璧に仕上げましょう。早慶・難関国公立の英文は構造が複雑で、英文解釈の力がないと正確に読めません。

長文読解

関正生の英語長文ポラリス2〜3(KADOKAWA)、やっておきたい英語長文700(河合出版)を中心に演習を積みます。過去問は最低5年分を本番形式で解き、時間配分と精度を上げることが仕上げの核心です。


参考書ルートまとめ

日東駒専・成成明学レベル

  • 単語:システム英単語 or ターゲット1900
  • 文法:大岩のいちばんはじめの英文法 → ネクストステージ等
  • 英文解釈:肘井学の読解のための英文法 必修編
  • 長文:英語長文ハイパートレーニング レベル1〜2

MARCH・関関同立レベル

  • 単語:システム英単語 or ターゲット1900
  • 文法:ネクストステージ等(語法まで全範囲)
  • 英文解釈:肘井学の読解のための英文法 必修編 → ポレポレ英文読解プロセス50
  • 長文:英語長文ハイパートレーニング レベル2〜3・英語長文ポラリス2

早慶・難関国公立レベル

  • 単語:システム英単語 or ターゲット1900 → 英検準1級 単熟語EX
  • 文法:ネクストステージ等 → スーパー講義 英文法・語法 正誤問題
  • 英文解釈:ポレポレ英文読解プロセス50
  • 長文:英語長文ポラリス2〜3・やっておきたい英語長文700

参考書ルートを進める上での注意点

完璧にしてから次に進む

各参考書は正答率9割以上を目安に仕上げてから次に進みましょう。「なんとなく終わった」状態で次に進んでも、土台が弱いままなので結局後から戻ることになります。

過去問は早めに確認する

志望校の過去問は参考書ルートの途中で1年分だけ見ておきましょう。「どんな問題が出るか」を知るだけで、どの参考書に力を入れるべきかが見えてきます。(知らずに直前まで進めて「こんな問題が出るとは知らなかった」となるのが最もよくあるミスです。)

単語だけは最後まで毎日続ける

他の参考書が終わっても、単語帳の復習は毎日続けてください。覚えた単語は何もしないと忘れます。1日10分でいいので、単語帳を見返す習慣を受験本番まで止めないようにしましょう。なにがあっても単語帳は毎日開きましょう。たとえ核戦争が起きようとしている時でも、歯を磨くのと同じように、当たり前の行動として習慣化しましょう。


よくある疑問Q&A

Q. 参考書の途中で別の参考書が気になったらどうすればいいですか?

今使っている参考書の正答率が8割を超えていれば乗り換えを検討してもいいですが、それ未満なら今の参考書を続けましょう。参考書を変えるたびに最初からやり直しになるので、「浮気」は時間のロスになることがほとんどです。

Q. 参考書ルートを全部終わらせる時間がありません

時間がない場合は優先順位をつけましょう。単語と文法の基礎は絶対に外せません。英文解釈は最低1冊は通しておきたいところです。長文は量より質を重視して、解いた後の復習を徹底することで少ない冊数でも効果を最大化できます。

Q. 学校で配られた参考書と違うものを使ってもいいですか?

学校で配られたものを使うのが一番効率的です。参考書を変えると最初からやり直しになりますし、同じレベルの参考書であれば到達できる力は大差ありません。学校の参考書を信じてやり切ることをおすすめします。


まとめ

英語の参考書ルートで大切なことは、次の3点に尽きます。

  • 今の自分のレベルに合ったルートから始める
  • 英単語→英文法→英文解釈→長文の順番を守る
  • 1冊を完璧に仕上げてから次に進む

参考書選びに悩む時間より、今手元にある参考書を開く時間の方が圧倒的に大事です。この記事を読んだら、今日中に自分のレベルのルートを決めて1ページ目を開いてしまいましょう。

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